歩く

今朝から30分早く起きて、女房と二人でウォーキングをすることとした。
体重的には標準体重だが、見事なまでにぽっちゃりとした腹を見てると、こりゃまた
内臓脂肪か、という恐ろしさとともに。
いつまで続くことやら。
 
○なんとなく
まるで存在しているかのように牛が草を食んでいる
牛がいると僕は平和になる
反芻が偏西風の速度を穏やかにする
僕は傷の無い便箋を空に投げる
僕の春はいつも談合される
牛飼いが牛の記憶を朗読する
乗り換えるべき駅を間違えた元牛飼いが
世界で最も模範的な牛に関する模範解答が
採点官によって焼却される
その向こうの岸壁では僕の大事な人が
空と大地の境目を目指して飛び立とうとしている