まあ


おまえの唇を奪うために
俺は街を全速力で歩き
やって来たのだコンビニ
レジ係おまえの唇は奪われるために存在し
俺はおまえの唇を奪うために
様々な色と形のものを買い物カゴに入れていく
うかつにも目が覚めていたら
今日も生きていた俺が
不覚にも生きていたおまえの唇を奪うのだ
素晴らしきかな大陰唇
それは衣服に守られ
衣服を守るものはおまえしかいない
いや、唇
の話であったのだ、さっきまでは
そしてこれからも唇
を奪うために、おまえの唇を奪うために
俺はは家族を振り払い
家財道具のすべてを売り払い
コーラ1.5リットルの一気飲みを諦め


こら、いつまでも先に進まんな(笑)


で、下のつけたし。
生きる、ということに対してそれほどの意味は見出せないが、今回の選挙の結果を受けてしばらくは生きてみたいと思った。
一党独裁を可とした日本国民。それは多数決ではあるが民意である。
皆でいっしょにどこに行きましょうか。見届けるまで死ねるか。アホ。
 
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結局自民の圧勝でしたね、と書かれたblogが何万件にもなるであろうところの朝をあっけなくむかえました。それは今日という一日の始まりです。


禁じられた遊び

バスの回数券を一枚ずつ切り離す
私たちの遊びは既に失効している
終わりがないプレイルームで
延々と始まりだけが続き
つまるところ距離が無いという意味の部屋で
初めて見た虹を汚らしいと思った私たちは
それは奇麗なものなのだと教えてもらった
そして奇麗だと思っているその指先は
常に何かと途切れている
禁じられている